★2002年1月号★

　大晦日にメールで年賀状を書いていたのだがサーバーが故障で送信できない。学校まで行って調べたら、気候の具合で分電盤が結露して、水滴が漏電ブレーカーの内部に入り込み、LANのハブの電源が落ちてしまったのだ。負荷側を開放してもONにならないので原因ははっきりしたが200V、200Aの配線を活きたままいじくるのが恐ろしくてあきらめた。電線は中指くらい大きいんですよ！友達の家に行ってたたき起こし、そいつのメールアカウントを使って送信だけでも思ったらプロバイダーへに接続するパスワードを忘れてやがる。元日2時までかかって何とか送信して（たつもり）、ついでにそいつの家の前にある藪神社に参拝した。神殿？に上がって賽銭泥棒封じの寝ずの番の人とお神酒を飲んでいた。1時間ばかりいたが、賽銭を泥棒するなんて罰が当たると思わんやろかと言ったら、賽銭泥棒が神様を信じているはずがないだろうとたしなめられた。でも泥棒を生業とする人は初詣で”どうか今年を安らかに過ごさせてください。押し入ったところに大金がありますように、人に見つかりませんように”とお願いしているんじゃないかな？友人もかなりアブナイ人間で殊勝に賽銭を投げて手を合わせ交通安全のお札をもらっているから、お前何をお願いしているんだと聞いたら、この1年スピード違反と酒気帯び運転でつかまらないように頼んだと言う。帰り道、歳末警戒のパトカーが止まっていて一瞬ドキッとした。

　�@容量Cなるコンデンサーが２個あって一つはV[V]に充電されいてもう一つは０[V]。V[V]の方はQ=CVなる電荷が溜まっている。二つを合わせた全エネルギーは1/2CVの二乗。この２つのコンデンサーを電線でつないで電荷をQ/2ずつ分散させると二つのコンデンサーを合わせた全エネルギーは1/4CVの二乗になる。半分はどこへいったかというと電線の中で熱となって消えたと物理で習ったでしょ。電荷を移動させる過程でバシッとやろうがゆっくり（抵抗経由）であろうが一定のエネルギーロスを伴う。この実験を繰り返しやれば電線かコンデンサーがだんだん熱くなるはずですね。�Aじゃーどうなんだ、倍電圧整流回路は？コンデンサー2つ（Ca、Cb）、ダイオード２つ（Da,Db）を使ってVsinωｔの負の半サイクルにDa経由でCaをVまで充電して、正の半サイクルでCaの電荷をDbを通してCbを２Vまで充電する。これを一秒間に６０回もやっているんだからどこかが熱くなるべきだ？                                      

�@に関してはVに充電された方のCを電源で置き換えた下図と等価なことがわかった。電線は熱くなる。電源からのエネルギー供給量Wsは Wｓ＝Wr+Wc、　Wr=Wc=1/2CVの二乗である。R--->０の極限をとる話についてはよくわかりません。	�Aに関しては電源の電圧変化が”連続”であれば如何なる時系列関数に従って変化させても（＝保存力）０からVまで持ち上げれば下図で Wｓ＝Wcであることがわかった。微分可能である必要はない。定電圧電源のつまみを手で持って０からVまで上げればよい。電線中の損失は発生しない。Vsinωｔは連続だから倍電圧整流回路は発熱しない。	倍電圧整流回路の出力は無負荷のとき、公比0.5の等比級数として時系列的に増加し２Vに至る。コンデンサーに蓄えられるエネルギーは正確に電源からの供給量に等しい。
連続と不連続の境界の部分がよくわからない。ランプ関数の傾きを限りなく無限大に近づければステップ関数になるはずなんだけどステップ関数になったとたんにWrが発生する。自然は連続的でないことを示唆しているのか？Wrが発生するかしないかを決めるのは何なんだ？ 　追加です(3/15)。本質的な違いが分かったような気がします。スイッチを使うか使わないかが問題のようです。というのはスイッチを使う場合は電源の内部抵抗が無限大から０に変化すると同時に電圧が０からVに変化する、上記中図の場合は電源の内部抵抗は０で一定で電圧だけが０−>Vに変化する。じゃー中図で導線に抵抗があるときはどうなるか？やってみて！私もこっそりやってみます。（まだよく判らない部分があります（4/4)）

　地球の表面には南北向きの磁界がある。東西方向に走る列車の車輪（鉄で出来ているから導体）の軸と車輪の外側に接触させたブラシの間にはe=Blｖなる起電力を生じる。電圧計で確認できるはず（と電磁気学で習った）。じゃー車輪を鉄より導電率の低い材料にだんだん変えて行ったら何時電圧計は振れなくなるのか？これは割と簡単で、測定するとき、電流が流れるから抵抗が大きくなるとだんだん振れが少なくなると言えばよい。まてよ電流を一切消費しない電位差計なんてのがあるぞ。なんだ空気が回っていても起電力が発生するじゃないか。あれ真空が回っていても？真空はどこかに目印が付くの？もう一つおまけ。車輪と地上は相対的なんだから車を止めてブラシと電圧計を回転させたら電圧計は振れるか？車輪とブラシなんか本質的でなさそうだから電位差計をぐるぐる回したら電圧が出るか？おまけの追加で、サーカスのオートバイショーの運転手が電位差計を持ってケージの中を回っている最中電位差計は０でなくなるか？（これは測定者と電位差計が一体、一つ前のは回転中のやつをいじるから測定操作がかなり難しい）
　と思ったけど最後の２つは回転させる前に０[V]でバランスを取っておき、回転を始めたら針が平衡を失うことだけを確認すれば、値は測定できなくとも起電力の存在は確認できるからそう難しくはない。超伝導磁石を使えば簡単にできそうだから誰かやってみて。ここだけは著作権放棄の代償として結果を私に報告する義務を課します。なーんて言ってそんなのとっくにわかっていると言われると恥ずかしいのだが。

　地球磁界が地球の回転中心軸というものに本質的に備わった特性だとしその中で地球（（導電体）が回っているとすると地球の中心と表面との間には電位差があることになる。深い穴を掘って電位差計の片方を地球の中心に、もう片方を地球の表面に接続すれば確認できるか？出来ないと思うでしょう。理由は地球と地球磁界は一緒に回っているからBｌｖのｖが０、電位差計と地球が一緒に回っているからｖが０。本当かな？

あがる

　人前に出て話すとき、あがるというのはよくあることですね。これを克服するのに本を読んだり、ヨガの修行をしたりいろいろやってるんじゃないですか？私も若いころはそうでした。あがらないコツは自分をさらけ出すことです。自分を今の自分より良く見せようとするもんだから失敗しないようにと緊張するんですよ。有名中、高、大学と進んできたエリートにこの手の人間が多い。学歴、身分にふさわしい話し方、態度をなんて考えるのがあなたの悩みの根本的な原因です。ヤーさんが手下に訓示するときあがるはずないでしょう。あなたはあなた自身が思っているほど立派な人間じゃないんです。自分を最低の人間と自覚することで人は強くなります。これ以上評価が下がることは無いんだから心配しなくていいのです。ついでに目の前に並んでいる人達が、小便もうんこもする、人間と言う動物の一種に過ぎないと感じられれば最高ですね（田中真紀子もブッシュもおしっこはしますからね）。犬に指図するのに緊張なんてしないでしょう、こうなったらもう怖いもの無し。”・・・・挨拶”なんて場所に狩り出されるような年になってやらされるんだが、極端な話、話すことが特にないなら”皆さんこんにちは”で壇上を降りるのもひとつの手ですね、だって”挨拶”なんだから。もうあいつには頼めない、やらなくて良くなりますよ。しかし人間世界でみんなに認められて、偉くなって金持ちになりたいなんて欲があるからつい無理をしてしまう。だけどそんなハリボテみたいな生き方は長続きしません。周りから仕立てられた虚構の中でピエロを演じるのは止めて、どうせ俺はこの程度の人間なんだと開き直りましょう。でも他人もその他人自身が考えているほど立派な人間じゃないはず、なんて思っているとひどい目に会いますから要注意。

　てなことを書いていたら、お前は先生という職業でそれなりの給料ももらってる、どうして最低の人間なんだ？俺も今の地位と家族を守るためには全てを投げ出すわけにはいかない。そういうことじゃないんです。あなたが受験生だとして一緒に受けた友達が入学試験でミスをしたとき喜びますか？隣の奥さんが宝くじを当てて5000万、それで家を新築した、うらやましいでしょう。当たらなきゃいいのに？試験の時さっぱり勉強していない後ろの学生が覗き込む、カンニングは禁止されているから見られないように肩で隠しますか？海で遭難し一人用の救命衣が1個しかない、横にいたいけな子供があっぷあっぷしている、緊急避難だと言って自分の物にしますか？例をあげればきりがない。これら全てに”自信をもって”肯定的に答える事が出来るならここを読む必要はありません。ねたみ、そねみ、裏切り、チクリ、自分を振り返って下さい。汚い最低の自分が見えてくるでしょう。見えてくるあなたは心の奥底に神様を持っているんです。どうですか、こうして自分自身を改めて見つめなおすことで弱い人への優しい心遣いや自分の周りの出来事に対する真摯な態度が身につくと思うのです。ほら、関係ないはずなんだけど、だんだんどきどきする必要なんかないんだと感じられてきたでしょう。。。。。。

　宇宙人か４次元の人間に会ったら聞いてみたい。お前のとこはうまく行っているか？左のタイトルは嫁姑”が”じゃないんですよ、”と”なんです。”が”の方を聞いてみたいんです。古来、この二人が仲睦まじく暮らしたなんてのは聞いたことがない。スープが冷めない距離なんて言うから、一つ屋根の下に住めばよその国でもおんなじなんだ。さて本題の”と”の方なんだがこれもかなり難しい。うちは両親が他界したのでこの話は、前に”よその”が付くのです。世話になった叔母さんと、女房が仲良くしているその家の長男の嫁さんの両方とうまく付き合う方法についてなんです。義理と人情の板ばさみで両方に気に入られようとどっちにも”うんうん”なんて言っているとコウモリにされてしまう。最近気づいたのだがこういう時は話題をすりかえることですね。「嫁が・・・・」とか「お義母さんが・・・・」なんて始まったらすかさず、皇室の話なんかを持ち出して、惜しかったねー、男だったら・・、もう雅子さんも・・・だから、なーんてね。下準備が必要ですよ、最近のニュースなんかで自分達とはおよそ利害関係のない話を何時でも切り出せるようにたくさん仕込んでおかないといけません。ところでどうなんだ、あの二人は？もう一人生むのかな？いや美智子さんとの関係は？。皇居の中のスープの冷めない距離にいるから関係ないか。”下々の人間がいらん世話です。殿下は天上人だからあなた達とは別の世界に住んでおられます。”（宮内庁）

  この年になると物忘れがひどくなる。仕事から帰る途中、部屋の電気を消してきたか自信がないので引き返した経験はないですか？大抵ちゃんと消してきてるんですけど。ボケの始まりですね。症状が進むと引き返して部屋に来て何をしに引き返してきたかを忘れている。もう一回帰る途中に戻ってまた思い出す。ここまで来るともう痴呆ですね。さっきご飯を食べたのにご飯まだ？に近いでしょう。”最近物忘れがひどくなった、俺ももう先が短いかな”なんて女房に言うと”お父さん心配しなくても良いのですよ、あなたは結婚した時からそうでした！”。いやそんなことはない、若い頃は担任をしているクラスの学生の名前を1ヶ月で覚えたはずだ、なんて名表とクラス写真を見比べて一生懸命覚えようとしていると眠れなくなってしまう。うつ病の一歩手前ですね。できの良いのと悪いのを１０人ずつくらい覚えておけば大体用は足りるから無理に覚えようと努力しないことです。学生からの信頼を失うことになりますが、自分の身が大事です。中島流保身の術。